こんにちは。橋本です。
いきなり好きなタイプを叫べって何の話だって話なのですが、マーケティングの本質の話に思いっきり関係してることなので聞いてください。
とあるチラシを見て思い出した話です。(チラシの話は最後に書いています。)
変な男に出会うのは、好きなタイプを叫んでいないから
学生時代からの友人で昨年結婚した女性がいるんですけど、仮にOさんとしますね。
Oさんはとても明るくて気遣いも出来て、いつも場を和ます場作りの天才でもあります。
でも、会う度に「良い人に出会えない。」「変な男ばかり寄ってくる」と嘆いていました。
周りの女友達は「男運が無いのよ。」と励ましていたんですけど、私は違う考えを持っていて、Oさんにこう言いました。
「好きなタイプを叫んでいないから変な男が寄ってくるんだ!」と。
賛否あるでしょうが、私は断言します!
変な男に出会うのは、好きなタイプを叫んでいないから!
「ふざけんじゃないよ!」
「誰でもいいなんて思って無い!」
「理想はちゃんとある!」
誤解があってはいけませんが、私はOさんに対して「誰でもいいと思ってるでしょ?」「理想なんて無いでしょ?」と言った訳ではありません。
Oさんに好きなタイプや理想の男性像はあるでしょうし、無いとは言っていません。
しかし、それを私は知らなかったんです。
そう、その理想を叫んでいないことが問題なんです。
知らないのに「大変だね」とか「その人はやめておいた方がいいよ」などと言った軽はずみな協力も出来ないですし、アドバイスのしようもありません。
「良くない人」と付き合っていたとしても私は好きなタイプを知らない以上、どうも判断出来なかったというのが正しいです。
だから、Oさんの好きなタイプや理想があるなら恥じらうことなく叫べば良いと思っていたんです。
もし、「年収800万でやさしくて、思いやりのある人」が理想ならばそう叫べば良いんです。
仮にそうじゃない人と出会ったら「あなたは違う!」と勇気を出して言ったら良いだけなんです。
それを言わずして無理やり付き合うという選択をしてしまって、結果「良い人に出会えない」となってしまっているんだろうなっていつも感じていました。
出会った人が世の中に唯一存在する異性だったらそんなことしたら駄目ですけど、そうじゃないですよね?
私が言いたいのは、「Oさんが求めている理想の男性以外に、Oさんの大切な時間を割く必要が無い」ということです。
そして、それを実現するためには周りに叫び続けないといけないんです。
周りにOさんがどんな人でどんな人を求めているのかを伝えないといけないんです。
婚活パーティを例にして
例えば、婚活パーティで3名の女性がこのように自己紹介をしたとします。
Aさん 「私は嘘のつかない人が理想です!」
Bさん 「よろしくお願いします!」
Cさん 「誰でも良いから付き合ってください。」
Cさんが一番多くの人からアプローチされる可能性が高いですが、「誰でも良い」と言ってるのでCさんが「望まない男性」がやってきます。
Aさんは一人か二人位しか出会えないかも知れませんが、そこに来る男性はAさんの自己紹介を聞いて、「自分のことだ!」という強い思いを持っている方です。
そもそも嘘をつく人はAさんのところに行きにくいですよね(笑)。
そういうことなんです。
Oさんにも同じことが言えるので、好きなタイプや理想を周りに話しまくったらいいんじゃない?と話をしました。
そうすると、変な人に出会うことがなくなって、逆に周りが「こんな人いるよ」という話が増えたとのこと。
結果的に私のアドバイスでうまくいったのかは分かりませんが、話の流れ上私のアドバイスのおかげということにしておきます(笑)。
あっ、マーケティングの本質の話でしたね
これってビジネスでも同じことが言えると思いませんか?
叫んで無いのであなたが何者で何が出来るのか、知らないだけだったりしますよ。
叫びましょう!
関係無い人はうるさいと思ってどこかへ行くでしょうし、関係ある人は「自分のことだ!こんな人を探していた!」と近付いてきてくれます。
「車のことならなんでもご相談ください!」という店長さんのガッツポーズの写真が載っているチラシを見てOさんの話を思い出しました。
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