こんにちは。
橋本慎吾です。
今回はバンコクの五つ星ホテルから学んだ見込み客の振り向かせ方について。
数年前に、ウェディングのサービスをバンコクで広げようと思って二ヶ月バンコクに住んでいたことがありました。
ホテルには、三ツ星、四つ星、五つ星ってあると思うんですけれども、まずは三ツ星ホテルと四つ星ホテルに営業かけに行ったんです。
そのホテルのマーケティングのマネージャーや支配人に、「こんなサービスがあるんですけれども・・・」って提案をしたんですね。
そうしたら、支配人からこんな質問があったんです。
「ミスターハシモト。このサービスはどこに売り込みに入ってますか?他に契約してる所はありますか?」と。
聞くと、サービスの魅力は分かるけど、ちょっと不安で、
隣の五つ星ホテルがこの話に乗ったら私たちもやりたい。
逆に向こうがやっていないなら私達はやらない。
ってお話をされたんですね。
私としてはサービスの良さで契約をすると思っていて、隣の人がやっていれば私たちもやりますみたいな話になると思ってなかったんです。
ならばと、私はその横の五つ星ホテル行き、なんとか契約を取りました。
その後に契約を取れたのでまた一番最初に営業に来たところに戻って、隣の五つ星ホテルさんがやることに決まりましたよ、とお話をしましたら即やります。と(笑)。
こんな簡単なのって正直思いました。
この手法で他のホテルにあちらもやってます、っていう風にですね話をしているとみなさん、じゃあうちもやりますやりますって9割以上で契約が取れて、実際に25のホテルを回って23のホテルと契約が取れたんです。
私たちはまずサービスの内容をしっかりと一つずつ説明しなければいけないと思っていたんですけれども、全部が全部ではもちろんないんですけれども「あちらがやっています?やります?」の後にサービスの説明をする流れで契約が取れたんです。
そんな風に決まるってことを想像していなかったので、すごくびっくりしたんですけど、思い返してみると、こういう事って日常にあるなって気付いたんです。
例えば行列で並んでいるラーメン屋さんに「人気あるんだろうな」と調べもせずに並ぶとかですね。
どこどこでナンバーワン!
何々協会で一位を取りました!
業界で売上がナンバーワン!
全米一位!
こんなフレーズで思わず買ってしまったってことありませんか?
これは、「バンドワゴン効果」と言って、賑やかで売れている感を出すことによって詳しく説明を説明しなくても、「きっと良いものだろう」という風に思ってもらえるという効果のこと言います。
私も実際にそういうことを経験してきたし知識としては知っていたのですが、バンコクの五つ星ホテルで教えてもらうことで、自分自身が実践して、結果を残せて、実感が伴っていることはとても大きいです。
今回は、バンコクの五つ星ホテルから学んだ見込み客の振り向かせ方、バンドワゴン効果っていうことについてお話をしました。
動画、ラジオでもお届けしています。
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