自分には何も価値がないんじゃないかと悩んだ友人の話

こんにちは。
橋本慎吾です。

「自分には何もないかも・・・」
「自分なんて・・・」

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起業を考えている友人の悩み

この言葉、先日起業を目指している友人と
これからについて話していた時に
友人がポロッと発したんです。

起業の相談を受けていると、
必ずと言っていいほど陥る状況なので
私は特に気にしていませんでしたが、
友人にとっては深刻です。

起業しない方が良いのでは?と
思い始めているからです。

起業を目指している友人ですから、
会社を辞める、今までの安定収入を捨てる、
自己責任の世界へ飛び込むと言った、
起業に向けた道のりで、たくさんの決断をしてきています。

起業の話をしてくれた始めの頃は
「お客さんにこんなサービスを提供したい」
「もっとこんな世の中にしたい」と熱い気持ちを持っていました。

しかし今は、
「自分には何もないかも・・・」と
全く真逆の方向に進もうとしています。

行動した結果の悪循環

この話だけ聞くと何があったのかと
心配になるかも知れませんが、
私はすごく良いことだなと思って聞いていました。

なぜなら、
行動した結果だからです。

どういうことかと言うと、
友人は起業する決意を固めて、
サービスをどのように充実していこうかと頭をひねった訳です。

そして、他のサービス提供者の情報や
セールスをチェックするために
WEBサイトをチェックしたり、本を買ったりし始めたんです。

ライバルチェック、リサーチは必ずしますし、
良いことですよね。
前に前に進もうとした結果です。

でも、友人の良くなかったところは、
調べれば調べる程に周りがすごいことに気付き、

「自分には何もないかも・・・」
「自分なんて・・・」

という思考に陥ってしまったことです。

他人と比較して自分なんてと思った場合の解決策

良くにないところと言いましたが、
「他人と比較して落ち込む」というこの経験、
あなたもありませんか?

私は自信を持って言えます。あります(笑)。

だからと言って、
よくあることだよと友人に話しても解決しません。

行動しすぎた為に自分の立ち位置(現在地)を知り、
自信をなくしてしまった友人。

さて、
あなたならこの友人になんとアドバイスをしますか?

・・・・
・・・・

・・・・

考えてくれましたか?
私はこんなアドバイスをしました。

「他人じゃなくて、お客様を見たら?」と。

友人は起業を考え始めた時は
お客様にどうやったら価値を提供できるのかと
ワクワクして、「自分の価値」も「お客様」も見えていました。

しかし、
情報収集をし過ぎた為に「自分の価値」を見失い、
「お客様」じゃなく「他人」を見るようになってしまいました。

この状態でうまくはいきませんし、
起業に踏み出すのは難しいです。

なので、
他人との比較によって自分どころか
お客様も見失ってしまった友人に
ワクワクしていた最初の気持ちを思い出してもらう為、
「誰を助けたいの?ライバルのお客様を助けたいの?」という話をしました。

価値を決めるのはお客様であって自分ではない

友人はすごい能力を持っています。
でもそれはお客様によって価値が変わります。

海外に行ったことが無い人からすると、
海外に1回でも行ったことある人はすごいとなります。

しかし、
世界を飛び回っている人からすると、
1回海外に行ったことあるだけの人をすごいとは思いません。

あなたの周りにいませんか?

自分より経験や実績が少ないはずなのに
しっかりお客様に感謝され、しっかり稼いでいる方。

その方は自分のお客様が「誰」かを
しっかり理解されているということですね。

あなたのお客様は誰でしょう?

マーケティングのスタートは
いつも「誰」からです。

サービス設計してから「誰」に売ろうかでは
売れない時代です。

自分なんて・・・と悩んだら
他人との比較を今すぐ止めて、
お客様を見ましょう!

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この記事を書いた人

株式会社いろはデザイン 代表取締役 ■デザインとマーケティングを活用した中小起業・個人事業主のために顧客獲得を専門としている集客コンサルタント。■また、自社で開発したウェディングアイテムのサービスは1100組の実績を超え、10年以上愛され続けるサービスとして多くのカップルの幸せを創出。■主な実績・毎月10万人以上が訪れるWEBメディア運営・TV取材3回、ラジオ・雑誌取材多数。・広告費0円で見込み客を毎月50名以上獲得・運営サービスの販売実績1100組達成・運営サービスの総売上は1億5000万円を超える。

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