こんにちは。
橋本慎吾です。
先日の私の体験なんですけれど、
昔のiPhoneのメモを見ていたんです。
過去の色んな自分の気付きに対して
「何があったかな」とチェックしてたんですね。
サーッと画面を流し見していたら、
1つとても気になるタイトルが。
『ガヤはお気に入り』
こんなフレーズ、
気になって仕方ないですよね?(笑)
しかし全然記憶になくて、
中身を見ようと画面をタップしたんですけど、
これだけしか書いてなかったんです。
『ガヤはお気に入り』って書いてあるんです。
『ガヤ』って多分ひな壇芸人とかとか、
周りのガヤのガヤだと思うんですね。
まずこの単語を打つという事は普段はないので、
2015年の私は何かに気付いたんだと思うんです、
ただ、これが何の事なのか
思い出せないんです。
『ガヤはお気に入り』。
何かの気付きを得て、
このメモを残しているのは確実です。
当時何かをひらいめいているはずなんですけど、
情報がこれだけなので、
このときの気付きが思い出せないんです。
2015年の私は、
いつかの時のためにメモしたのに思い出せていない。
思い出せていないということは、
活かせていない、活かせないんです、このメモを。
ただの文字、文章が打ってあるだけなので、
なんのアイデアにもならないですし、
活かすことができないのです。
アイデアを考える時の基本の考え方として、
私はよく記憶の複合体という言葉を使います。
今までの過去の経験だったり、体験だったり、
過去の情報と現在の情報や体験が組み合わさって、
アイデアが生まれる。
アイデアは無から生まれないということです。
本来であればこの過去の
『ガヤはお気に入り』と何かと組み合わせて、
アイデアが生まれるはずなのに・・・。
非常にもったいない。
メモが活かせていないということは、
このメモの取り方が悪いんです。
そう、アイデアは思いついた時の
メモの取り方がめちゃくちゃ重要なんです。
本来アイデアというものは、
思いついた時、言葉だけじゃないはずなんです。
たとえばデザイン会社が、
デザインの宅配サービス思いついたとします。
今ぱっと出ただけなので、
サービスの内容全然わからないですけど、
思いついたとします。
思いついたってことはおそらく、
その前の何かの経験と
結びついたはずなんです。
このために、こんなんがあったらああでこうで、
デザインの宅配サービスがあったら面白いよね
ってなっているはずなのです。
ということはその考えに至る前に
ストーリーがあるはずなんです。
なにかしらのストーリーを描いて、
こういう人たちを助けられるのでないかと思って、
宅配サービスのアイデアを思いついているんです。
そして、メモを取る。
なので、私は何か思いついた時の
ストーリーをメモするようにしています。
アイデアの言葉だけじゃなくて、
ストーリー、考えに至った経緯をのせます。
アイデア + ストーリーですね。
これがセットです。
『ガヤはお気に入り』という単語だけだと
解らないという状況が発生します。
ここでもし私が思いついたときの
ストーリーを入れていれば、
思いついた背景を知ることが出来ます。
「あっそうそうそんなことあったな、
あの時読んだ本で確かにメモした」と。
ただ、ストーリーを入れずに、
メモを取ってしまうと全然分からない。
後で見た時、
「なにこれ、このメモ何だろう(笑)。」と
なってしまいます。
それだと思いついたメモも、ただの単語、
まったく価値がないですよね。
『ガヤはお気に入り』
気になって仕方が無いです(笑)。
メモするぐらいですから。
思い出そうとしても全然思い出せません。
悔しいです。
だからやっぱり、
アイデアを思いついたときは、
メモが重要。
そのメモというのは、
言葉だけじゃなくてストーリーも。
それによって思いついた背景も見えて、
メモが活かせるアイデアになる、
組み合わせることができます。
アイデアは言葉だけじゃなくて、
ストーリーも一緒にメモしましょう!
お読み頂きありがとうございました。
しかし、何だったんだろう(笑)。
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